1月

 

1日

朝風呂に入り、雑煮とおせちとお屠蘇。雑煮には餅を三つ入れる。年賀状の仕分けをして家を出る。買い物に行く。シャツ3枚とセーターを買う。京都に自転車を取りに行く。輪行袋への収納に手こずる。友人を実家に招きカニを食べる。早くに寝落ち。

 

2日

箱根駅伝を見ながら朝食。おせちといくら。次の日からの自転車旅に備えてメンテナンスをする。義兄に手伝ってもらう。その後、旅に必要なものの買い出しに。インナーやネックウォーマーなど。小学校の同窓会には行かず20時ごろには就寝。

 

3日

2時過ぎに起床して餅を3個と豚まんを食べて、暗い中家を出る。3時半ごろに友人の家に着き、これから始まる長旅への不安を述べつつ出発。いきなりチェーンが外れたりもしつつ、大阪、3時間で神戸に着く。震えながら菓子パンを食べる。

明石を越え、昼前には姫路までたどり着き、昼食。姫路ラーメンを食べる。この時点で8時間漕いだことになる。満身創痍で、マクドナルドでしばらく休憩する。体が甘いものを欲しているのがわかる。備前か日生まで一気に向かうつもりだったけれど、私の膝が痛むのと日没が近づいてるということもあり、赤穂で一泊することに。と言っても姫路から30キロ。最後に小さな峠があり、涙する。

ホテルにチェックインし、かもめ屋という店で夕食。海老のステーキを唯一の名物料理として掲げていたが、それを知らずに和牛のステーキを注文して平らげる。脂がくどいけど、100キロ近く走った後なのでなんとか食べられる。友人の海老を少しもらったが、身がしまっていて美味。温泉に入りアイシングして、ビールを200mlほど飲んだら寝てしまう。

 

4日

寝て起きたら昨日の膝の痛みが嘘のように、なんてことはなく動かすたびにしっかりとした鈍痛。尻も痛い。朝食をしっかり採ってホテルを後にする。漕ぎだしてすぐに橋を渡る。青い空に突き刺さるような空。膝と尻が痛い。塩まんじゅうを食べることなく西へ向かう。

拍子抜けなほどあっさりと備前に着く。昨晩と今日で10キロの重みが違う。日生を通過。港町で走っていて気持ちが良い。名物「カキオコ」のぼりが目に入る。牡蠣のおこわかと思ったがお好み焼きらしい。入って味わう余裕はなく、何軒ものカキオコやさんを素通りする。

昨日の半分も走ってないのにヘトヘトになりながら岡山に着く。姫路に似た町並みだけど、私はこちらのほうが好き。女性も美しい。少し遅目の昼食はデミカツ丼。友人はエビめし。いずれも名物らしい。どちらも優しい味で、風邪ひいたときにちょうどいいくらい。

おみやげにワインを買い、電車で高松へ。その速さに驚き、フェリーの経営を憂いている間に到着。うどんを二杯食べて、ホテルで余分に買っておいたワインを空けて熟睡。深夜に起きて風呂に。

 

 

5日

8時ごろに起床してうどんを食べに行く。都合三軒回る。地元の方と思われる人が、三玉は入っているのではないかという大盛りのかけうどんと、つやつやした握り飯に向かい、新聞を読んでいるのを見て驚く。心のなかでそっと彼に名誉高松市民の称号と、副賞としてデザートに真っ白なヨーグルトを授ける。せめていなり寿司だよなあ。

新幹線で新神戸に向かう。そこから有馬温泉まで、最後の力を振り絞って20キロ。いきなり山越えがあって心が折れかける。右手には猛スピードの車が続々と私を抜き去っていくし、左手は深い谷で、底に川が流れている。どっちに倒れても無事では済まない恐怖にクラクラしながらひたすらペダルを踏む。二度と自転車なんか乗ってやるもんかと、頭の中が恨み節でいっぱいだった。

山を越えた後は裏六甲というルート。ずっとゆるやかな坂が続いたが今までのことを思うとしんどくはなかった。温泉に着いた時には旅もこれで終わりか、と、少しさみしいような気持ちになる。そこで友人の家族と合流。あつかましくも友人の家族旅行にお邪魔させていただく。家族からの「最近何してるの?」に苦笑いしたり、私が途中で泣き言を言うだろう、と友人が思っていたと聞いて落ち込む。

温泉と美味しい食事を堪能し、また深く眠る。

 

6日

足の痛みにも慣れてきている。朝食を山盛り食べて、モノレールで六甲山に登る。大阪を一望して下りる。有馬温泉は標高450m程度で、六甲山頂上は932mらしい。昨日必死に登ったのだし、その分下りを楽しまなければ損、ということで10キロだけ走ることにする。家族と別れて出発。

旅行二日目くらいから、私はとにかくエネルギーの損失を第一に考えてきた。ペダルを回すことで前に進み、坂を登り、位置エネルギーを得る。この位置エネルギーをできるだけ損なわず運動エネルギーに変えたい。そのためにはブレーキをできるだけ使わないようにする必要がある。前に赤信号があれば、手前まで漕いでブレーキを引くのでなく、漕ぐのをやめてゆっくりと止まるようにした。

この発想が染み付いていた私は、下りでもできるだけブレーキを使わないようにしていた。すると最後の最後でカーブを曲がりきれずコースアウト。土の上に敷かれた網に投げ出される。40km/hほど出ていたように思うが少しのすり傷で済んだ。手袋とヘルメットのおかげだろう。もうエネルギーを節約しないと強く決意して、ブレーキを引きっぱなしにして残りの道をゆるゆると進む。すぐに宝塚駅に到着。長い旅もようやく終わり。

大阪で一旦降りる。どうしても弥七のつけ麺を食べたくなる。調べると土日休業で、諦めればよいものをそのそばのめんや輝が開いているので向かうことに。重い輪行袋と疲れた身体を引きずって大阪駅から中津の方まで歩く。しんどいし、今日行かなくてもよかった。疲れで思考力が低下している。お目当てのつけ麺を食べ、友人と別れて帰宅。

鉄板焼きを食べてすぐに就寝。本当に疲れた。けどこの時期に、彼と共に行って本当に良かった。今年は頑張れそうだ。

 

7日

明日京都に戻るつもりだったが、授業に出ようと思い京都に向かう。と言いつつバイトへ。年末年始でやることが溜まっており、少しずつ減らす。

バナナとみかんをたくさん食べる。

 

8日

バイト、丸二でお造り定食、その後写真撮影大会。プロのカメラマンに撮ってもらう。僕の直前に撮られていたのが美女で、ギャラリーもカメラマンも気持ちが明らかに気持ちが乗っていない様子だったが、大いに納得できた。身体が緊張した。力を抜くというのはかくも難しいのか。もっと柔らかくなりたい。その後図書館で勉強し、テストを受ける。十分な出来。

明日に備えて、また荷物を残してきているので実家へ。電車でハートランドを飲みつつ猛烈に書き物をする。本屋で鬼頭莫宏「のりりん(6)」「なにかもちがってますか(3)」を購入。夕食はカレー。

 

9日

好きな人が帰省から帰ってくるというので、大阪に迎えに行く。人を迎えたり送ったりするのが好きだ。立川談志が講演会で地方に行った時、迎えがホームではなく改札で待っていた。「俺を呼んどいて入場券をケチるのか」と怒りそのまま帰ってしまった、というエピソードが記憶に残っている。

別れて大阪を少しうろうろする。かっぱ横丁で良い出物をウィンドウ越しに見つける。昼食に弥七でつけ麺。念願の味。実に四年ぶり。帰りにかっぱ横丁を通るも、13時頃でまだ店が空いていない。なんじゃそれ。

京都に帰って学校へ行くも、月曜の時間割らしく授業はなかった。ルネで本を物色してバイトへ。帰宅し、すこしだけ電話。実家が恋しくて泣いてた。夕食は採らずにすぐに就寝。最近寝付きが良い。

 

10日

授業のあと丸二。日替わりはかしわ、鮭フライ、肉団子。その後不動産屋へ。白川通り東に良い物件を見つける。授業のあとバイト。22時を過ぎて、このまま帰って寝ようか迷ったが同僚と一神堂へ。フォーみたいで不思議な味。

帰宅して暗い部屋でぼーっとしていると同居人と、カウチサーファーのフランス人姉弟が帰宅。自転車旅行の話をしてcrazyと言われながら、フランス一周を勧められる。パリ以外で英語が通じないそうで、不安だけど楽しそうではある。古いアニメをよく知っていたり、岡本綺堂を読んでいるなどと聞いて驚く。なんやかんや話しているうちに3時前になり、慌てて就寝。

 

11日

寝坊。昼食にひとりで丸二。かしわ、豚汁。とある研究のお手伝いのアンケートを受けて、ルネでバルザック「サラジーヌ」を購入しバイトへ。Meltykiss香ばしきなこを食べて元気を出しつつ働く。

夜は同居人とその友人、カウチサーファー、私の友人とで鍋。日本酒とかをやる。

 

12日

一日中家で課題をやる。息抜きにサラジーヌを読む。訳が非常に良いように思う。夜は同居人に白菜とねぎと鶏肉を買ってきてもらい、具沢山のうどん。課題をする間、リビングでテレビ東京をつけっぱなしだったのだが、gree,mbgaのCMがうっとおしすぎて吐き気がした。あとそもそもCMがずっと同じなのダメな気がする。頻繁に変えてもいいと思う。

同居人と食費について話す。私は月2万円程度かな。丸二食堂で一日一食ということが多いので安い。本当はもっと自炊したいのだけれど。今年の目標を書き足す。公開しようか。するなら早いほうがよいだろう。0時頃就寝。

 

13日

また一日中課題をやるが、あまり進まない。朝は昨日の残り物、昼はうどんんの出汁を使って雑炊に。夜は久保田本店でつけ麺。脂と甘いものを同時に摂取するとよくないらしいと言いながらラムレーズンアイスを食べる。

ふいに手に職があるというのは強いなと考えた。お前は何ができる?と聞かれた時に○○と言えるようになりたい。けどこれは何かの副産物として得られるものでしかないのは百も承知でございます。23時ごろに就寝したが、知り合いに彼氏ができたとかで、その相談の電話が深夜にかかってくる。1時間ほど楽しく話して、再度就寝。

 

14日

豪雨を想定して目を覚ましたら曇りで、東京では大雪だった。サラジーヌに収録のフェチーノ・カーネを読む。昼はソーセージとチーズ。夕方から京都駅の喫茶店で恋人と一緒に勉強したり。途中で彼女の友人も合流して、わからないながらに統計を教える。夜は3人で回転寿司。お腹いっぱいなり、あまり課題が進まなかったなあと考え、友人の話を聞くのに飽き、なんでこの友人いてるのと思い、私は無口に。うまく笑えないまま手を振った気がする。自転車での帰り道、雨がふりかけてふらない。

恋人という表現には語弊があるかもしれないが、これ以上の言葉が思い浮かばない。社会的に、対外的に何らかの関係性にあるわけではないがお互いに異性として好意を持っている、という関係。

 

15日

昼前に起床。月曜授業だということで家でCALLの勉強をしつつさんま御殿の再放送を見る。終わってテストを受けに行く。まずまずの出来。

丸二食堂で夕飯。チキンカツ、目玉焼き、スパムを焼いたの、ひろうす焼きにぶりの刺身を追加。脂が乗っていてうまい。ぶりは出世魚で、はまちの兄弟でありかんぱちの親戚らしい。食べ終わった頃に同居人がやってくる。先日、私がいつもこの食堂にいると伝えてから初めてやって来たとのこと。一回目で会えるとは。本日二度目のさんま御殿を観ながら、愛の告白について的確な助言をいただく。

家に帰ろうと思ったけど少しでも仕事があれば、と考えバイトに。

 

16日
夢を見た。祖父が私の実家に乗り込んできて、親父をパイプのようなもので殴る。祖父はやさぐれた人で金の無心に来たりしていたことになっている。

我慢ならないし100円均一で買ったパイプのようなもので殴って大丈夫?と私が母に聞いたら、それはあんた、100円じゃ済まないから警察に電話しなさい、と。110番したらなぜか銀行にかかったので直ちに切る。私は二階に上がり、そこから何かをする。気付いたら朝。
私は父方の祖父には会ったことがない。写真の中で軍服を着て厳めしい顔をしているおじいちゃんというイメージしかない。なんだって急に。
学校でテストを受け、またバイト。向かう途中、丸太町で西を見ると三日月が笑っていた。色と位置とが合間って暖かく、迫力があった。こういうのを写真に撮るのではなく、誰かと電話越しに共有したいと思う。電話したが彼女の家付近からは見えないらしい。
ペアプロしていただける日。gitが不安定らしくあまり進まなかった。深夜に帰宅し、オークションにて大量の本を購入する。これ以上積ん読を増やしてどうするのか。眠れないので来年度以降の賃貸物件を探す。大学のそばに住みたい。


17日
深夜3時頃にバイトを終え帰宅し、寝ないで課題をやる。朝までかかって終わらせる。C++Runy積分の近似値を求めたりした。理論は難しいが、表面上で起きてることを捉えてそれを実装するのは非常に簡単だと最後に気づく。もう少し早く気づきたいものだ。実装してからその原理を考えるスタンスだったら10時間くらい浮いたような。
朝、身支度をしながら、巷の大学生は卒業式をちゃんと味わっているか?などと考える。ふと浅香光代に会いたくなるけどおそらく会えない。チラリズムという言葉はこの人から来ているのかなどと感心する。
学校に行きレポート提出。その前に3時間待つ。足先が冷いし、寒い。大きく癪に障る声で、自尊心で覆われたふきだし掲げる人たちがいて、心を消耗させられる。未提出のレポートがあって、それを提出する必要があると告げられる。ほぼ出来ているので、月曜にでも出そう。
その後昼食で丸二。財布がなく冷や汗をかいたが毎日行ってるのもあり、今度でええよと言っていただく。バイト、授業に出て友人と二度目の丸二。昼はフライ盛り、夜はうどんセット。もう少し油物控えよう。またバイト。向かう途中で高校の友人にばったり会う。綺麗になっていた。不思議と眠気はなかったが頭痛がしてきたので雪の降る中自転車を漕ぎ、1時前に帰宅。
 
18日
昼前に起きる。頭痛に襲われる。ふらふらしながらドライフルーツを買いに行く。売ってなかったのでフルーツグラノーラと牛乳を買って帰宅。溜まっていた分の課題をちびちびやりつつ、フルーツグラノーラを食べる。
友人がボードゲームイベントを開催していたので行こうと思っていたが、同居人が鍵を忘れて家に居てくれたほうが助かるとのことだったので2時間ほど待つ。風呂に入っている間に同居人は帰って来ており、聞くと偶然にも人が通ったのでオートロックを突破したとか。何だか賽の河原にいる気分になってしまい、イベントには行かず就寝。
 
19日
朝目を覚ますと、頭痛が昨日より激しくなっている。起きることができず、フルーツグラノーラを食べてまた眠る。15時ごろになんとか起床して、勉強する。
夜になり友人と寿司を食べる。情報理論のノートを借りる。帰ってすぐに寝て、明日朝から勉強するつもりがなんとなく寝れずに、フルアヘッドココを一気読み。27冊。ドッと疲れる。何をやっているのか。寝る前に同居人と誰が長生きするかという話をする。
残留思念をカメラに収められればいいなという気持ちで写真を撮りたくなりつつ就寝。

20日
昼前まで寝て、頭痛が収まっていることに気づく。飽きずにフルーツグラノーラを食べる。
19時半ごろ、松原寺町あたりで定食。海老と白身魚のフライ、クリームコロッケ。小鉢が2つ。
来年度のシェアハウスについて、希望者と話し合い。同居人の仕切りが上手だったので意義のある顔合わせになったように思う。思ったよりみんないい人そう。目的から逆算することと、相手の言っていることを分解することが肝要なのかもしれない。来週また会って飲み会をすることに。
終わってみんなでラーメン藤に行く。同居人がぼったくられた話を聞く。思考の瞬発力を身につけたい。去年検討した、7LDKで23万円の物件があると知る。7,8人程度なのでこれで決定では、と小躍りする。
布団で考え事をしながら就寝。人に話しかけたいけどそのあとどうしていいかわからない、という悩みへの答えのようなものが見つかった気がする。

21日
昼食は食べず、特に何をするでもなくソファで過ごす。夕飯に、友人と丸二でお造り定食。カンパチ。昨日の私の同居人の仕切りがよかったこと、私の仕切りが下手だったことを話す。
不動産屋から連絡が来て、7LDKの物件はシェア禁止とのこと。去年はそうではなかったらしいので、何か事情が変わったのか?交渉の余地はあるので、こちらから出向いて話してみたい。同時に他の物件も探す。
歯ブラシとチョコレートを買い、図書館で勉強。朝までやって一限のテストに備える。自習室の席数に限りがあるのにもかかわらず、荷物の置かれた席に辟易する。しばらく帰って来てなさそうな席の荷物をどけて、堂々と座る。
伊集院さんのラジオを聞いてる間はあまり集中してなかったけど、その他はぼちぼちやる。

 

22日

朝まで図書館にいて、そのまま一限のテスト。ぼちぼち解いて、単位はあるだろうという手応え。プログラミングの再提出課題をこなす。ささっと昼食を済ませてとある研究のお手伝いに。詳細は省くが、ほぼ毎日、日本酒を飲んでアンケートに答えるというものだった。実はこんなお酒だったんですよ、などと話す。純米大吟醸は美味しいけどあざとさが鼻につくということがわかった。食べ物に合わせにくそう。

バイトに向かう。サポート:プログラミング=7:3くらい。夕食は食べないで、来年度シェアハウス希望の方とさるぅ屋というカフェへ。アボカドスムージーを飲む。アボカドの味は一切無く、ただただクリーミー。色々な話をして、来年度のイメージがなんとなく湧いてくる。非常に楽しみである。21時頃から0時過ぎまで話す。小雨の中、手袋せずに自転車を漕ぐ。寒いし一日ぶりだし、直ちに風呂に入らなければ、と思いながら帰宅するが、同居人が入っている。待っているうちに寝てしまう。

 

23日

やはり疲れていたようで、起きると昼過ぎ。雨はとっくに上がっている。ゆっくり風呂に入って、フルーツグラノーラを少し食べる。牛乳が古くなっていないか心配しながら噛み締める。高校の友人からマジック・ザ・ギャザリングのプレリリースイベントへのお誘いが来ているのを見る。高校時代は共にプレイしていた。私はやめてしまったが、彼はずっと続けていた。社会人になっても時間を作って大会に参加する姿を羨ましく見ていたら、去年だったか、ついに全国規模の大会で準優勝してしまうのだった。当時の記事を検索しているうちに彼がブログでその大会の各試合のメモを残していることに気づく。読みふけり、大変懐かしいなと思いつつ、テスト期間真っ最中ということでお断りする。

そうこうしていると夕方になっていて、家を出てバイトに向かわなければならない時間である。最近ほとんど洗濯ができていないため、着るものがない。仕方なく半袖のシャツに厚手のニットを着る。

バイトに行きミーティング。その後、昨日のpull requestをrejectされたりする。親切に教えていただいて、頭が上がらない。夕食は麺屋高倉二条で和え麺。同僚に、タートルネックのニットとロングコートの感じがどうしようもなくトレンディードラマだと言われる。いつになったらおかしくなくなるのか。

続けてプログラミング。railsの機能や仕様について、知る度に面白いなと思う。「渋柿と甘柿の違い」「のり弁当にはのりが乗っています」程度なことなんだろうけど。得たものをきちんと使って、使えるようになりたい。よくないと思いつつ初めての社泊。

 

24日

朝方までバイト。頑張ってもできないので泣きそうになる。「唐揚げ弁当に何入ってるのかわからん…」という程度なんだろう。机に突っ伏して1時間ほど寝たらもう9時頃で、慌てて帰宅。太陽が眩しい。

帰りに餃子や大葉など、食材を買う。風呂を沸かしながら米を炊いて、フルーツグラノーラを食べる。クリーニング屋にシャツとブルゾンを持っていく。ついでに柔軟剤を買っておく。溜まった洗濯物を一掃するつもり。一回目を回しながら風呂に入り、上がってすぐに洗濯物を干して、二回目を回す。

昼ごはんを作る。水餃子・トマトと卵を炒めたもの。途中で洗濯物を干す。ご飯をたっぷり食べる。半分ほど残して、大学へ。図書館でのんびりと本を読む。その後で最後の授業に出る。演習だった。数少ない友人と勉強頑張ろうねと話す。

その後、関わっている事業の説明会のようなものに出席。今日は行かないでも良かった気がするけど、うんうん言いながら聞く。終わって少しだけバイトに行く。しばらくテスト期間で来れないと伝えて帰宅。

友人2人と河原町三条のつけ麺屋に行く。塩辛かったけど、こういうものだろと思いながら食べる。お腹いっぱい過ぎて、風呂に入るまもなく寝てしまう。

そういえば今日は下着を全て洗濯してしまっていたので、良いシャツを素肌の上に着ていた。気持ちよかった。

 

 

25日

7時頃に目が覚める。洗い物をして、昨日の残りとソーセージを同居人と食べる。直ちに洗い物が増えるが見ないふりをする。お風呂にゆっくり入り、昨日のシャツを洗濯する。まとめて洗濯するのも気持ちがいいが、お気に入りの服を数着だけ選択するのも愛でている感じがあって悪くない。少し勉強をして、友人と昼食。

百万遍こあの助でグリーンカレー。友人につられて大盛りにしたのだけれど、これが辛いし多い。1時間半ほどかけてようやく完食。200回は「辛い」と言ったと思う。彼は大層モテているようで、私も負けてられないなと感じる。

その後は図書館で勉強のつもりが、大部分は寝ていた。グリーンカレーに体力も気力も持っていかれたのだろう。焦りながら、閉館まで暗記系の科目の語句を調べるなどした。

帰り道に意中の人と電話していたら、距離が遠のいた。この原因は何なんだろう。去年はずっと強者の言い分を振り回していたように思う。付き合っていたら愛していることになるのか、セックスしたら愛していることになるのか、そうではない。愛しているかどうかは私が決める、というふうに。ところが胸を張ってそう言えなくなってきている。彼女より強くなる方法はあって、しかしそれをしたくないというのが現状である。一旦距離を置くことにする。強く生きるのは、生き続けるのは難しい。

寝る前に無性に楽器がやりたくなる。春休みからまた再開したい。

 

26日

3時頃に目が覚める。昨日よく昼寝したこともあり、少し勉強するが、その後激しく二度寝してしまう。目が覚めたのはなんと夕方で、深く後悔する。こんなことなら俳句会行けたかもしれない。家を出て、月を見上げる。見守られながら烏丸まで歩き、やよい軒でステーキ定食を食べ、レポートに勤しむ。0時過ぎに帰宅し、その後ようやく終える。あとレポートが1つ、テストが8つある。頑張りたい。夜食にフルーツグラノーラを食べて、朝5時頃まで勉強する。

 

27日

結局6時頃まで勉強して布団に入り、寝られたのは9時ごろだったように思う。15時頃起きて風呂に入るが、また布団に潜り込んでしまう。布団の中ではプログラミング課題の再提出を行う。これでなんとか単位が取れそうだ。

17時ごろにようやく家を出る。統計学のテキストを求めて四条ジュンク堂に足を運ぶが、在庫なしだった。オンラインで調べたところ、昨日まではあったのに。早く行動しなかったことを悔やむ。他の書店に行く余裕はなく、急いで待ち合わせ場所に向かう。

来年度のシェアハウスの物件内覧と懇親の飲み会だった。一番手は今日見られないということで、二番手の物件である、銀閣寺の5LDK貸家に行く。不動産屋に案内されたそこは高級住宅街で、見たことのない大きさの門が立ち並んでいる。私たちのくぐった門は見覚えのあるサイズで、ほっとするような残念なような気持ちになる。日が落ちてからの内覧は初めてだった。夜の雰囲気を知っておくのは悪くないが、日当たりの加減の方が重要なように思う。内装をやりかえており綺麗だったが、リビングが狭いのがネックのように思う。じっくり内覧をすませて、火曜日に他の人の内覧が予定されていることを聞く。

今出川龍門で降ろしていただき、奥の座敷で飲む。紹興酒をやりながら、蒸し鶏・ナスの山椒揚げ・かに玉・海鮮そばなどを食べる。そういえばピータンのせ豆腐を頼んだのに来てなかったな。来年度の条件などを話し合い、固まりつつある。火曜日午前にテスト中の私を除くみんなで下鴨の第一候補を見に行き、その場で礼金をまけてもらいつつ確定させることにする。第二候補は保険として持っておく。少なくとも去年はずっと空家だったようだし、敷金/礼金が50/50万円のところを、最初は強気に40/10万円程度でお願いすることに。

たくさん話して、22時頃から四条烏丸のマクドナルドで勉強。

 

28日

午前5時過ぎには今日の科目の勉強が一段落したのだが、テストは10時から。寝るのもしんどいし起きておくのもしんどい状況。統計のレポートを出来る範囲でやったり、ブログを書いたりで1時間はつぶせたものの、そこから何をするでもなく時間を過ごす。朝食は中央食堂で。相変わらず広すぎるスペースでまばらに座る。

テストはまあまあの出来。トポロジーがわからず一問まるまるできていないが。終わって丸二で昼食を食べて、帰って眠る。

 

29日

午前1時頃起床し、マクドナルドへ。演習を解き直したりする。昨日もいた人がいて、ああテスト期間中だなあと思う。テストでは時間が足りず十分な回答ができなかったが、さすがに単位はあると信じたい。

昼食は丸二でからあげを食べる。友人にレジュメを借りてさるぅ屋でスムージーを飲みながらメモをとったり写真で保存したり。おばあさん2人組が入店。座ろうとしたイスが狭く小さいものだったので、席を譲ろうと「お姉さん、よかたらこっちどうぞ」するも、他のお兄さんが譲る。レジュメを返して帰る。帰りに統計のテキストを参照するべくBALに。無印でストールとペンを買う。閉店につき半額とか。友人に会い会釈。帰宅してすぐ就寝。早かったように思う。

 

30日

早朝に起床。お風呂に入って、理屈で幸せになれるわけがないなどと考える。ほとんど勉強が手につかず、不安だったがぼちぼち解けた。有ること無いこと書ききったから満足。

夕食に、友人と丸二へ行ったら同居人が入ってきて驚く。はじめて鍋を食べる。最短路で歩を進められる人の強さと違和感みたいな話をする。そこまではよかったのだけれど、その後心が真っ黒に塗りつぶされる。私は悪臭に対して人より敏感だと思う。悪臭の元は何かと考えてみると、こう見られたいからこう話すといった態度や、自欺、心のこもっていない言葉。また、これらに敏感であり続け、寛容になれない自分自身こそが悪臭の元であるという線もある。しかし、そのことについては考えないほうが幸せだなとすぐに立ち直る。目を逸らして、私は素直に、力強く生きたい、それでいい。

最近にしてはめずらしく22時くらいに就寝。早寝早起きは精神的に楽かもしれない。

 

31日

尻の穴に指を突っ込まれる夢と、知らない人にあなたたちはいくら位もらってるの?と聞かれ20億くらいですと冗談を言う夢を見た。

統計のレポートをなんとか提出。ラーメンを食べる。5限のテストはいまいち。19時頃に帰ってすぐに就寝。ブログ書けなかった。けど日記がこうしてきっちり書けたのは少しうれしい。